こんにちは!サンディエゴ在住、旅行ライターのsoranoです!
今回の記事では、アメリカの国立公園(National Park)や国定公園(National Monument)の入場料や入場方法、年間パスポートについても詳しく解説していきます。アメリカに訪れて国立公園や国定公園を巡りたいと思っている方には、年間パスポートがピッタリですよ!ぜひこの記事を参考にして、おトクにアメリカ旅行を楽しんでくださいね。
国立公園・国定公園の入場料
国立公園や国定公園は観光する際、基本的に入場料が発生します。多くの場合、乗車人数に関係なく、車一台あたりで費用がかかります。バイクや公共交通機関、自転車、徒歩で訪れる場合には、一人ずつの費用がかかります。(16歳未満は無料です!)
たとえば、人気のグランドキャニオン国立公園では
入場方法 | 内容 | 料金 |
車 | 1台と乗客全員 | 35ドル |
バイク | 1台と運転手1名 | 30ドル |
公共交通機関、自転車、徒歩 | 1人 | 20ドル |
このようになっています。入場料を支払うと、7日間は入退場が自由にできますよ!しかし、購入したレシートを持っていないとダメなので、大事にとっておきましょう。
詳しい入場料は、公園によって異なるので、アメリカの国立公園の公式HPで事前に確認してみてくださいね。
国立公園・国定公園の入場方法
園内に入る前に入場ゲートがあり、ゲートには基本的に人がいます。その人に支払いましょう。ただ、クレジットカードしか使えないところや、現金しか使えないところも稀にあるので、気をつけてください!
ハイシーズン時の人気の公園では、写真の看板の奥に見えるゲートで車がずらっと並びます。ヨセミテ国立公園はハイシーズンだと3時間並んだなんて話も聞いたことがあります…!

私たちがブライスキャニオン国立公園に行ったときは、年パスを持っていたので、並んでいた車たちの隣のレーンに案内され、優先的に入れてもらえました(笑)
ぜひこれから紹介する年パスをご購入ください!
おトクな年間パスポートとは?
アメリカの国立公園には「America The Beautiful Pass」という年間パスポートがあります。「National Parks and Federal Recreational Lands Pass」とか「Interagency Annual Pass」とかいろいろな名前がありますが、一緒です(正式名称どれ?って言うくらい、いろいろな名前があるのってなんとなくアメリカっぽいな〜とニヤニヤしちゃいます笑)。

これ、なんと、一枚80ドルで購入できるんです!この年パスを一枚持っているだけで、車一台分、運転手を入れて4人(同乗者3名)までは入場料が免除されます。
入場料は公園によって異なりますが、基本的に30ドルくらい。つまり、3箇所以上の国立公園や国定公園に行くならこちらの購入の方が断然おトク!めちゃくちゃおすすめします!!
余談ですが、アメリカのグランドサークル周辺の国立公園と国定公園をざっと書き出してみると、
- グランドキャニオン国立公園
- レインボーブリッジ国定公園
- メサベルデ国立公園
- キャニオランズ国立公園
- アーチーズ国立公園
- キャピトルリーフ国立公園
- ブライスキャニオン国立公園
- ザイオン国立公園
- 化石の森国立公園
- キャニオン・デ・シェイ国定公園
全部で10個もあります!なので、年パスが断然おすすめ。グランドサークルを巡る旅行を計画している方は要チェックです!
年間パスポートの入手方法
いろいろな入手方法がありますが、おすすめは国立公園のゲートやビジターセンターで購入する方法です。基本的にビジターセンターはゲート内にありますが、たまにゲート外にあるところも!私はジョシュアツリー国立公園のゲート外のビジターセンターで購入しました。ビジターセンターで購入する時は、インフォメーションなどでレンジャー(園内で働いている方)から直接購入しましょう!

ネットのオフィシャルサイトでも購入できます。ネットで購入すると、日本にも発送してくれるというありがたいメリットがあります!アメリカの旅行に行く予定で、時間に余裕がある場合にはネットの購入も検討してみてください。
年間パスポートの注意点
最後に年パスの注意点についても簡単にお話したいと思います。
年パスでは入れない場所について
基本的に国立公園(National Park)や国定公園(National Monument)には年パスで入園することが可能です。しかし、州立公園(State Park)には入園できないので、州立公園に行く時には別途入場料を払いましょう!
そのほか、注意してほしいのが、国立公園でも国定公園でもない人気の観光地たち!
- アンテロープキャニオン
- レイクパウエル(ホースシューベント)
- レッドロックキャニオン
- モニュメントバレー
- セドナ
などなど。
これらは年パスで行くことができる2000以上の場所に該当していません…!年パスで行ける場所はアメリカの国立公園の公式HPで一覧になっているので、行く予定の場所が国立公園に該当するか事前に確認しておくといいかもしれません。
有効期限がある!
購入日から12ヶ月間が有効期限となっています。
例えば、2025年の1月16日に購入したら2026年の1月31日まで使えます。
たくさん行くほどおトクなので、アメリカ旅行でナショナルパーク巡りをする方や、駐在さんなどでしばらくアメリカにいるよーという方はぜひ買っておきましょう!
年パスの署名について
年パスの裏には署名欄があり、購入したタイミングでレンジャーに「ここに名前書いてね!」と言われ、目の前で記入します。年パスを使用するたびに、パスポートやIDと照らし合わせて名前の確認をするので、しっかりわかりやすく記入してください。

ちなみに、2024年以前に発行された年パスには署名欄が2つあり、共有して使うことができるカードもあったのですが、2025年1月16日現在は廃止されています。署名が1箇所のカードと2箇所のカードが混在したため、公平にするために1箇所に戻したそうです(笑)
年パスを使って思いっきり国立公園巡りをしよう!
アメリカの雄大な自然を満喫できる国立公園は、それぞれの色があってあちこち行っても全く飽きません。どこも指定されているゆえんを感じます。ブログでは、私のおすすめの国立公園、国定公園たちを紹介しているので、ぜひ他の記事も参考に楽しいアメリカ旅行、アメリカ生活を送ってください!
このブログに載っている写真はiPhone15とCanon 6D MarkⅡで撮影しています。
sorano
▶︎人気の記事はこちら
コメント