【モニュメントバレーのキャンプ体験記】11月中旬の寒さ・設備・注意点まとめ

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こんにちは!サンディエゴ在住、旅行ライターのsoranoです。


今回の記事は、モニュメントバレーで実際にキャンプをしたときの体験談。
アメリカのアリゾナ州とユタ州の州境に広がるモニュメントバレーは、アメリカらしい絶景が広がる人気スポット。宿泊するならビューホテルが有名ですが、今回は11月中旬というオフシーズンの時期にキャンプしたリアルな感想を、正直にまとめていきます。

モニュメントバレーでキャンプに至った理由

先述したように、モニュメントバレーで宿泊するなら人気の「ザ・ビューホテル(The View Hotel)」。有名どころは、ここ一択。モニュメントバレーは、先住民ナバホ族の自治地域「ナバホ・ネイション」の中にあるためか、こんなに人気スポットなのに、このビューホテルが唯一の宿泊施設。周りのアメリカ在住者に聞いても、みんなビューホテルに宿泊していました。

じゃあ、我が家はこの最高の立地でキャンプをしようじゃないか!地球を全身に感じよう!!

というのは建前で、アメリカの物価高を前に、キャンプに飛びついた我が家。ビューホテルって、もちろん時期によりますが、日本円で一泊5万円とかするんですよ。うん、高すぎ。

ということで、我が家は快適さより費用を優先し、寒さも気になる11月中旬という時期にキャンプを決行!きっと「実際キャンプってどうなの?」「寒い?不便?」と気になる方も多いはず。11月中旬というオフシーズン寄りの時期に行ったリアルな感想を、良い点も大変だった点も含めて正直にまとめます。

モニュメントバレーのキャンプサイト概要

モニュメントバレーのキャンプサイトは、正直かなりシンプルです。日本の高規格キャンプ場を想像して行くと、ちょっとびっくりするかもしれません。

キャンプサイトの広さと設備

テントサイトは全部で約20サイト。火鉢や焚き火台、テーブル付きのピクニックエリア、飲料用の水の補給場所などはなく、区画自体もやや狭め。

特徴的なのが立地で、丘の上が駐車場テントサイトはその斜面にあります。(写真でも車の上の方がちょっと写ってますね。)


つまり、車を停めてからテント設営場所まで、毎回荷物を運ぶ必要があります。これが地味にきつい…!特に日が暮れてからの往復は、足元が悪いし、なかなか大変でした。

オフシーズンの静けさ

私たちが行った11月中旬のその日は20サイト中、我が家を含めて2組だけという、ほぼ貸切状態
夜は本当に静かで、風の音がするだけ。星空がきれいで、まさに自然を五感で感じられる、モニュメントバレーらしい体験でした。

トイレ・シャワー事情は想像以上に快適

「キャンプだし、トイレやシャワーは覚悟しないとダメかな…」と思っていたのですが、これは良い意味で裏切られました!キャンプサイトから徒歩1分ほどの場所に、トイレとシャワーが併設された建物がありました。

扉を開けると、手前にトイレが2つと、その向かいにシャワールームが3つあり(写真に写っているのはシャワールーム)、びっくりするほど綺麗。

シャワールーム前に簡単な脱衣スペースはありますが、ロッカーや棚はなくフックのみなので、脱いだ衣類を入れられる大きなエコバッグなどがあると便利です。

肝心のシャワーのお湯も、しっかり温かくて、寝る前にゆっくり浴びられてほかほか。洗面所の脇にはコンセントもあり、ドライヤーやヘアアイロンなど、持参すれば使えます。

さらに、この建物はロック付き(チェックイン時にもらうコードが必要)なので、セキュリティ面も安心でした。

テント設営で気をつけたいポイント

赤い砂との戦い

テントを立てる地面は、モニュメントバレー特有の赤い砂。気づくと靴が真っ赤になります(笑)。汚れてもいい靴がおすすめ。

ペグは意外と普通のでOK

「砂漠だから砂用ペグ必須?」と思いきや、意外と地面は締まっていて、ほとんど普通のペグで問題なし。1か所だけ砂用ペグを使いましたが、持っていなくても大丈夫だと思います。

私たちのサイトはやや斜面かな、くらいで問題なかったのですが、場所によっては結構斜面のところもありました(ちなみに我が家は20番のテントサイトでした)。

ビジターセンターは徒歩圏内で超便利

キャンプサイトの近くには、モニュメントバレーのビジターセンター(ビューホテルに隣接)があります。車の方が楽ですが、歩いて行ける距離です。

ビジターセンター内には以下のような施設や設備がありました。

  • ナバホ民族の歴史の展示室
  • ショップ(壺・絨毯・アクセサリーなど民族工芸品が中心)
  • カフェレストラン(軽食は食べられそう)
  • トイレ&飲み水の水汲み場(←貴重!)

ショップや隣接するビューホテルのテラスからは、あの有名なモニュメントバレーの絶景が一望できます。ちなみに、キャンプサイトはビューホテルやビジターセンターと同じ経営だそうです。

ホテル・キャビン・キャンプの選択肢

ビューホテルのほか、テントサイトのすぐ隣にはキャビンもあります。実は当日、チェックインの際に「寒いしアップグレードできる…?」と聞いてみたところ、

「空いてるよ!変更もできるけど、最安で230ドルだよ!」と言われ、断念。しかも最安のキャビンはバレービューではなく後ろ側。それなら…と、極寒キャンプを選択しました(笑)。

ちなみにキャンプサイトの駐車場から見たキャビンがこんな感じです。

11月中旬の寒さ

最高気温16度の日でしたが、陽が落ちるとどんどん寒くなっていき、夜は8〜6度。そして早朝の気温(最低気温)はなんと2度!!

眠れないかと不安でしたが、温かいシャワーと完全防寒のおかげで、めちゃめちゃ快適!ここは家か?と思うくらいぐっすり眠りました(笑)

世界一の朝日と馬との遭遇

正直、キャンプサイトの設備は最小限で、荷物運びも大変、寒さも厳しいです。それでも、アメリカで10回以上キャンプをしてきた我が家が、モニュメントバレーのキャンプが一番良かったと思う理由はこれ。

世界一美しいと言われる朝日。

圧巻の奇岩が真っ赤に染まり、空は虹色。

あたりに満ちるのは神聖な空気。

息を呑む絶景とは、まさに、このこと。

あぁ、この美しい地球で、私は生きているんだ。

そんなことを本気で感じる時間でした。

ホテルやキャビン泊では味わえないキャンプだからこその至福のひと時が待っていますよ!(←ホテルもキャビンも高くて泊まっていないやつが言うな笑)

ちなみに、真夜中、旦那が大きな足音で起きたそうですが、なんとキャンプサイトのすぐ隣を、馬が通っていったみたい。朝、受付の方に聞いてみたら、野生ではなく、一応ナバホ族で飼育している馬なんだそう。放牧という感じでもなく、共存していて、不思議で柔らかな距離感にほっこり。これもまた、ナバホの土地ならではの光景でした。

今日の旅色

朝日で奇岩が燃えるように染まった、あの瞬間。
——あれはきっと、「茜色」。

あの景色の中で朝を迎えられるキャンプ体験は、他ではなかなか味わえません。

「快適さ」よりも「体験」を重視する人には、モニュメントバレーのキャンプは本当におすすめです。キャンプもありかな〜と迷っているあなたに、この記事が参考になったら嬉しいです。

soranoの旅色日記
sorano
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2024年からアメリカのカリフォルニア州にあるサンディエゴで、夫と二人で暮らしています。

日本では、獣医師として関東の病院に勤務していました。現在は、トラベルライターやコピーライターとして多数のメディアで執筆中!

このブログでは、アメリカの観光地を中心に、日本やほかの海外についても書いているので、参考になったら嬉しいです。

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